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2018.01.07ブログ

新年明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

昨年(2017年)は国の事業認定制度の大混乱に振り回された1年でしたね。(振り回されている状況は現在も継続中。念のため。)

3月末に開始された改正FIT制度下の手続きは、国の指示通りに手続きを進めると、逆に「不備扱い」されてしまうという衝撃の幕開けでした。大混乱は拍車をかけて、一時は申請の処理に50年かかるようなペースまで悪化してしまいました。

経済産業省に問題意識が欠落しているのか、それともはじめから全くやる気が無いのか分かりませんが、単に既設ユーザーのID番号とパスワードを問い合わせるだけで3ヶ月以上を要するうえ、同じ物件で何度も印鑑証明を取り直さねばならないという、現場サイドの仕事の流れや、証明書の有効期限(3ヶ月)の社会通念などを完全に無視したその制度設計と稚拙な運営手法は、関連中小企業の経営破綻を招いただけでなく、建設業界や国民の太陽光離れを促進してしまいました。

旧制度の最後(2017年3月)に駆け込みで申請をしたお客様で、年末にようやく認定が下りたお客様もいます。
「みなし認定」の要素が間に挟まってしまったとはいえ、たった4kWの太陽光ですよ。
現在、少しは改善されてきたことになっていますが、それでも今現在「契約」から「工事」まで半年以上かかっています。

もういい加減にしてほしいですね。

さて、愚痴はこのくらいにして、
今年は、電力自家消費時代の到来でこれまで以上に蓄電池の売れ行きが伸びそうな気配ですね。

V2H(Vehicle to Home=電気自動車との連携)
VPP(Virtual Power Plant=仮想発電所)
IoT(Internet of Things=モノのインターネット)

などのアルファベットの業界専門用語を日々の仕事で使う機会が増えています。

蓄電池は電気を貯めるだけの機器ではありません。
今後の電力システム改革や電力自由化の流れの中で、必要不可欠な機器になりつつあります。

これにHEMS(Home Energy Management System)や「Google Home」や「Amazon Echo」などのAIスピーカーに代表される「ホームアシスタント機器」も絡んできて、住宅設備がダイナミックに進化していきます。

いやー、今後の蓄電池とその周辺機器の進化は非常に楽しみですね!
新しい製品や情報が出てきたら、いち早くお知らせしたいと思います!!

ただその一方で、一部でまだこんなことを言ってる業者がいます。

「太陽光の売電で儲かりますよ」
「蓄電池を設置するのはまだ早いですよ」
「蓄電池で非常時の安心感を」
「蓄電池を設置してご自宅の太陽光を全量売電にしましょう」

こんないい加減なセールスをしている業者は早晩業界から退場せざるを得なくなります。
みなさん騙されないように気をつけましょう。

私も時代に乗り遅れないように、日々勉強して知識と経験値をさらに上げていこうと思います。

今年もよろしくお願いいたします。

用松 俊彦


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