スタッフブログ

1.172018

(注意喚起)騙しの営業が横行しています。ご注意下さい。

昨日の朝、30分の間に2件の当社OBのお客様よりお問い合わせのお電話を頂きました。
しかも、奇しくも内容はほぼ同じ。

「太陽光を増設しませんか? 少し手続きするだけでご自宅の太陽光を増設できるので発電量が増やせますよ。しかも売電単価は変わりません。10kW以上まで増やせば、売電期間は20年間になりますよ。」

なんだか、数年前に戻ったみたいですね。当時よく聞いたセールストークを久々に聞きました。

問題は2件のお客様が共にやる気満々になっていたことです。
2件ともまだ契約していないようでしたので、私は急いで注意喚起して、話を断るようにお願いしました。

用松「増設するのだから、確かに発電量は増えるかもしれませんが、既設のものまで含めて売電単価が下がって損しますよ。」

お客様「その営業は10kW以上に増やせば売電期間を20年間に出来るって言ってたよ」

用松「たしかに10kW以上に増やせば20年間の買取になります。でも売電単価が今設置しているものも含めて18円/kWhになってしまいますよ。それでもやりますか?」

お客様「え、売電単価が下がるの?それじゃあ計算が成り立たなくなるね。やめておこう。」

こんなやり取りでした。

ここでこの悪徳営業が巧妙なのは、売電単価には一切触れずに、「発電量(kWh)の増加」と「売電期間の延長」にしか触れていないことです。増設すれば発電量が増えるのは当然だし、10kW以上の売電期間が20年間になるのも間違ってない。たしかに、営業が説明していることは正しい内容です。

しかし、ひとつ重要な事を隠しています。

『「運転開始の前後を問わず、発電出力を増加させる変更認定」は「一度決定した調達価格が変更になる」』

つまり、「増設」すると売電単価が下がってしまうことを全く伝えていないのです。

これは完全に詐欺ですね。

おそらく、増設後の売電金額を見てお客様が気づいたときには、ドロンして姿を隠すか、あるいは「『発電量が増える』事しか伝えていないので嘘はついていない」とシラを切り通すのかもしれませんね。

たしかに、2012年7月の段階ではこのようなセールストークは存在しました。

当時は最初に5kW程度の太陽光を設置して「42円/kWh・10年間買取」で運転を開始したのち、すぐに5kW以上増設して10kW以上のシステムにすることで、「42円/kWh・20年買取」の設備に替える事ができました。ただし、あくまで「当時は」です。

現在は、わざわざ明記するほどでもありませんが、2017年4月1日にFIT法の法改正で明確に規定されています。

『「運転開始の前後を問わず、発電出力を増加させる変更認定」は「一度決定した調達価格が変更になる」』

引用:「なっとく!再生可能エネルギー」の「調達価格の適用関係」より

2件のOBのお客様とも結構ご高名な方ですが、明確に騙されています。
しかも、この件で怖いのは、一度国の調達価格の変更を適用されたら、あとで騙されたことに気づいても、もとの売電単価に戻すことは出来ないことです。

今年はこのような悪徳営業が横行するかもしれません。

皆様お気をつけ下さい。

用松 俊彦

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