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8.302018

「九電、今秋にも出力制御」

新聞各紙の報道によると、九電が今秋にも遠隔操作による出力制御を実施する見込みだそうです。

日本経済新聞
「九電の池辺社長「出力制御、秋にも」 太陽光発電の増加で」

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34791070Q8A830C1LX0000/

毎日新聞
「再生可能エネルギー導入に各社本腰 需給均衡で課題」

https://mainichi.jp/articles/20180825/k00/00m/020/052000c

詳しい説明は新聞などのニュースや情報サイトに任せるとして、これらの報道が出始めたということは、今秋に確実に九州電力管内で出力制御が実施されるということなのでしょうね。

経験的なところで言うと、2014年9月の「九電ショック」の時には9月20日に新聞各紙が一斉に報じたあと、9月24日に九電が再エネの受け入れストップを実行しました。
その時のことを踏まえると、今週このような記事が出始めたということは、早ければ9月、遅くても10月には九電による遠隔操作での出力制御が実施されるのでしょう。徐々に情報を小出しにして慣れてもらい、反発を回避しようという配慮なのでしょうか?

ただ、各紙の記事には出ていませんが、今年3月6日、一番最初の九電からの出力制御年間スケジュール配信の際に、既に一部の太陽光発電施設には出力制御のスケジュールが配信されていました。具体的な日付は失念しましたが、11月の下旬以降の毎週末に出力制御がかかるようになっていました。

もともと3月時点で11月から出力制御をかけるようにしていたのに、「九電は『実施はできる限り避けたい』としている」と記事に書かれても茶番にしか見えません。

先掲の毎日新聞の記事のように、東京電力、関西電力、中部電力などの大手電力各社が再エネ導入に力を入れる中、九州電力だけは再エネ導入には目もくれず原発再稼働に邁進しているように見えます。

九電の本音はこちらでしょうね。

時事通信
「川内2号機、29日に再稼働=九電、原発4基運転へ」

https://www.jiji.com/jc/article?k=2018082801029&g=soc

川内2号機が最終検査を経て9月下旬に再稼働するそうです。再稼働する4基目の原発の電気の通り道を確保するために太陽光の出力を抑えたいのでしょう。

各種報道のほとんどが「増加する太陽光のせいで出力制御」の論調ばかり。出力制御したくないなら4基目の原発を動かさなければ良いだけなのに、なぜか太陽光が原因で出力抑制することになってる。

もっと素直に「原発の稼働数を増やしたいから太陽光を出力制御します」と言ってもらえないものですかね?

出力制御自体は私は反対ではありません。
ただ、主力制御の原因を「太陽光の増加」に求める今の風潮が気に入らないだけです。

用松 俊彦

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